勉強したこととか、普段のこととか。

IT関連で勉強したこととか、普段のこととかを書いていこうと思います。ツーリング、写真、コーヒーなどが好きです。よろしくお願いします。

ベトナムへ行って来た-ホーチミン篇-1日目(続き)

ホーチミンで実際にどのような場所を回ったのかを書いていこうと思う。まずはというか東南アジアの国ならどこでもあると思うのだけれど、マーケットである。名前はベンタイン市場。写真のように入り口はきれいな感じである。

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内部はと言うと、このように所狭しと商品が並べられていてかなりカオスな事になっている。結果的に言うと、このベンタイン市場というのはあまり面白くなかった。というのも、いかにも観光客向けに質の悪い商品をボッタクリ価格で捌けるかという海千山千の商魂たくましい売人でいっぱいで、あまり現地の人が買い物したりするような場所ではなかったからだ。日本人なんかがカメラを引っ提げてフラフラ歩いているとそれはもう次から次へとカモを逃すまいと声が掛けられる。恐らく、相場の3倍以上の値段は付けられているかと思うので、最初に言われた金額の3分の1くらいでしか買う気はないよと強気でいればまあそこそこ良い値段で買えるのではないだろうか。ただ品質的にはかなり疑わしい所があるので、スーパーマーケットや中央郵便局のお土産屋さん(ここは良い商品が揃っていてとてもよかった)で買うほうが良いかもしれない。

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ドラゴンフルーツ。1個200円くらいしたかな…今思えば高かったのかもしれない。

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そんなわけでベンタイン市場でカモとして大人気になってしまったため少々疲れてしまい、近くのカフェで休むことに。ベトナムコーヒーというのはなんとなく知っていたが、ベトナムにちゃんとしたコーヒー文化がこんなにも栄えているとは行ってみて初めて気づいた。ベトナム全土にいい感じのカフェが点在しているのである。下のカフェはハイランズコーヒーという、かなり大きなチェーンのカフェ。

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スタッフさんの3ピース(・∀・)

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中々どうしてスタ◯にも負けていない雰囲気。

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気温30℃オーバーでとても暑かったので、フラ◯チーノ的なやつを頼んでみた。200円くらいだったかな? 普通にスタ◯に負けず劣らず美味しかった笑。

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下の写真は統一教会(ベトナム情勢が不安定なときに名前は色々変わったようである)と呼ばれている、大統領官邸だった場所だ。この場所の門をベトナムの開放軍の戦車が無血入場し、事実上長きに渡るベトナム戦争終結した。言わばベトナム国民にとって戦争終結の証のようなものである。最近戦車ゲーム(World of Tanks)にはまっているので、「あ、本当に燃料タンクがお尻の部分に付いてるw」などと興奮してしまいました。

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さらに近くにあった戦争博物館という場所にも行った。ここではベトナムの長きに渡るアメリカとの戦争についての様々な展示がしてあり、残虐な写真や、兵器、ホルマリン漬けされた遺体などが見られた。内部で写真を撮るのは少々憚られたので撮っていない。だが一番印象的だったのが、アメリカとベトナムの間で使われた爆弾、死者の数が第二次世界大戦全体のそれらと同等かそれ以上であったという点である。最終的にこの戦争はアメリカ内部からもお金の無駄だと批判が相次ぎ終焉に向かったのだが、アメリカという国は実に強欲な国であったのだなあと更に実感した。戦争にかけるお金を自国でもっと有意義なことに使えなかったものだろうか…。

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ゲームで見たことあるような戦車がいっぱいあり、とても興奮してしまいました(・∀・)戦争は絶対ダメだと思っているが、それに関連する戦車や飛行機、車などの重工業製品は良いなあと思ってしまう…。これはおかしいことなのだろうか。

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更に美味しいと言われているもう一軒のカフェに行った。その名も伝説!笑 ベトナムコーヒーとは、コンデンスミルクをドリップコーヒーに入れただけであまり美味しくないのかなと偏見があったのだが、ちゃんと現地の美味しいお店で飲んでみて考えがガラリと変わった。まず抽出方法が、ペーパーフィルターを使わずに2重の金属メッシュ(金属板に穴がポツポツ空いているだけ)を通したものであった。更に抽出量は50~100mlといった所。それのみで飲んでみるととてもトロッとした口当たりに、かなり濃いコーヒーのいい感じが口いっぱいに広がった。これにお好みで砂糖やコンデンスミルク、アイスにしたければ氷を加えて頂く。トロッとした口当たりが本当によくこんなに美味しいものか!と感動した。

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こちらはサイゴン中央郵便局。内装・外装共にとても美しく、最終日にはここのお土産屋さんでちゃんとした品質のベトナムコーヒーセットを買いました。掲げられている肖像画ホーチミン氏(都市名の由来となっている)であり、ベトナムを開放した英雄として今も大事に扱われていた。

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ホーチミンを回ってみて感じたことは、人々に溢れる熱気、街にはびこるカオスな感じ、更に温厚な感じの人柄の裏にある、自国はアメリカに屈しなっかったんだという絶対的な自信やプライドである。初日から中々この国面白いなと思ってしまった。